
初めての海外個展が12月と来年1月に決まりました。自分達の活動を自分たち自身で疑い、自分から逃げ出す日々は今もありますが、それ以上に根拠の確立しない確信が私たちの活動にはあると信じています。生活こそが表現であり、その行為自体にこれまで私たちは救われてきました。夫婦(他者)を理解し共存すること、家族として在ること、この社会で生きていくこと、答えの出ない問いに"表現"は寄り添っていると感じています。ここで言う表現は芸術的なというよりも、自分の態度の表れや気持ちの露呈ということです。不安や怒りや悲しみを言葉にしてみる、地団駄を踏む、物にあたる、相手にあたることさえ、自己嫌悪と反省の後に今の状態を理解する手立てとなり、答えの出ない状況に対して素直になれたことで、不思議と安堵することがあります。
この繰り返しの先には心から望む自分自身の姿があることを知っています。繰り返す体力や気力は必要ですが、丁寧に誠実に表現をし続けるとはこういうことだと思っています。そして、その行為を私たちは「芸術」と呼んでいるのだと思います。
自分たちの夢にまでみた海外での展示を前に輸送費や渡航費、滞在費のこと、その日まで制作に集中しながら他の色々と共に生活を続けること自体が、現実的な問題として横たわっているのですが、その状況を共有することもまた表現の一部として、開示し、その先にこの体験がどう作品という形で表現されていくのかを見届けてほしいと思います。私ごとであるのですが、こういった生活の中の実践が国外のアートシーンで発表できる機会を得られていることに、時代とテクノロジーの恩恵と関わった人たちの理解と優しさを全身全霊で感じています。そして、このような状況は私たちの望みであり、生きることに向き合ったすべての人たちに何かしら関係していることだとも思っています。
今、繋がりを感じれた喜びと同時に役割としての重みを感じながら、個人的なことを探究し見つめ続けることは世界と誠実に関係する一つの方法だと信じています。
Dai Fujimura / Fujimura Family
☯️
✏️
⏳
⌛️
💅

🧠







EXhibition





